
オンラインカジノは、ある程度勝てるようになっています。
なぜなら「大儲けできるかも」と思える程度には勝てないと、誰もプレイしないからですね。
実際私も、30ドルほど投資したら、2時間ほどでスルスルと500ドルになって、「すっすげぇ…」と思いました。
その後、5時間かけて500ドル分負けてしまいました。勝ったところでやめておけば…。
ネットを見ていると「オンカジは絶対に勝てないぞ!気をつけろ!」という意見があります。
いやいや、これダメでしょ。詐欺でしょ。
やったー勝ったー!とおもったら出金できないなんて。
関連)オンカジの出金
実際、そういう悪徳カジノもあるかも知れませんが、登録だけでもらえるボーナスに対しては、出金するのに特殊な条件が設定されていることがあります。
まあね、クレカを何枚も持っていれば、わりとボーナスって何回ももらえますからね…。条件が厳し目なのはしょうがないのかも知れません。
ちゃんとした大手のオンラインカジノは、公的な機関が検査をおこなって、ライセンスが与えられる形式になっています。
違法サイトかどうか見極めるためにも、オンカジで遊ぶときはライセンスが付与されているかどうかをチェックしましょう。
オンラインカジノでは、ゲームごとにペイアウト率(還元率)が表記されています。
たとえば、還元率95%は、日本のパチンコの還元率「80%~85%」よりもだいぶまし。
しかし、内部で確率が操作されてたら、そんな数字意味ないですよね。実は、そういうふざけた不正をチェックするためにライセンスというのがあるのです。
例えば、多くのオンカジが採用している「キュラソーライセンス」というものがあります。
一度ライセンスを発行したら終わりではなく、ライセンス発行後も厳しくコンプライアンス監査が定期的に行われているんですね。
ライセンスチェック時に不正がバレれば、カジノ運営のライセンスが剥奪されてしまいます。まあ、誰もプレイしなくなりますよね。キュラソーライセンスをチェックするのは、政府関連の組織、キュラソーゲーム委員会。キュラソーゲーム委員会は常にゲームをモニターして、ライセンスの条件が満たされていることを確認しているんですね。
オンラインのゲームですから、いつでも抜き打ちでチェックできてしまうんですね…。まあ、そんなリスクをおかして確率操作するメリットはあまりないような気がします。
「実際にプレイしてみたら、規定のペイアウト率にならなかった」という声もあります。
ただ、実際には一人や二人のプレイヤーでは、「実際のペイアウト率はいくらか?」を計測するのは不可能です。ペイアウト率は、膨大な数のプレイをおこなった場合に収束していく値であり、1万回や2万回のプレイでは、「実際のペイアウト率」はわからないんですね。そのために、カジノライセンスの条件を満たしているか、定期的にチェックする組織が必要になるんですね。
「キュラソーと、カジノサイトがグルかも知れない」という疑惑もありますが、そうなったら国ぐるみの詐欺ということになりますからね…。
オンカジのスロットには、ペイアウト率(還元率)が明記されていて、ペイアウト率が100%を超えることはない、というのが理由です。
何も考えずに打ち続けていれば、カジノ側が儲かるようになっているんですね。
とは言え、パチンコなどと同じで、中には勝つ人もいます。
勝ち負けの波の中で、徹底して勝ち逃げを続ければ勝率もあがる…はずなんですが…
完全にデジタルなゲームなので、ボロ負けしたら「裏で何かイカサマやってるんだろ」って思いたくなってしまいますね。
オンカジに限らず、カジノのブラックジャックはディーラーが有利なように調整されています。
ブラックジャックのペイアウト率(還元率)は、99%以上ですが、それはプレイヤー側が「ダブルダウン」や「スプリット」などの戦略を駆使して、基本戦略を守ってのこと。
フィーリングで適当な判断をするプレイヤーが多いので、普通にプレイヤー不利となりカジノ側として「まず勝てるゲーム」になっていくんですね。
ちなみにブラックジャックのイカサマで「山から10のカードを何枚か抜いておく」ことで、ディーラーが有利になるというものがあります。
しかし、ライブカジノなどでは多くのネットユーザーが見ていますし、出現確率から「10を抜いているかどうか」は、すぐバレます。もともとディーラー有利なゲームなので、そんなことをする必要はない気がします。
「ほんの少し有利」というのがポイントで、膨大な数のゲームを続けることで、トータルで絶対に胴元が活用になっています。
ブラック・ジャック勝つためには、基本戦略をしっかり、ダブルダウンやスプリットを的確に使うことで、確率的な不利を軽減してチャンスを待つ、地味ですがこれにつきるでしょう。
「ディーラーは、狙った番号にボールを落とせる」という漫画の世界のようなイカサマ、あれって本当でしょうか?
そんなことをされたら、何をどうしたって勝てるわけがない!
実は、ひと昔前なら、「狙った位置にボールを落とす」のは、多くのディーラーができるワザだったのだそうです。驚き!
現在と違って、番号ごとの「仕切り」の位置が高く、訓練次第で狙いの番号に止めることができたと言うんですね。
しかし、ゲームとしての健全化が求められている現在、狙い通りの位置に止めるのは不可能。
では、ルーレットはディーラーとプレイヤーが対等か?というとそんなことはなく、確率的にはディーラー有利です。それは「0」「00」にボールが止まったらカジノ側の勝ちになるというルール。
「0に止まったところなんか、めったに見ないけど…」という意見もありますが、そのわずかな有利が、膨大な数のプレイをこなすことでカジノ側の大きな利益になるんですね。
「0」「00」があるアメリカンタイプよりも「0」のみのヨーロッパタイプの方がプレイヤーがやや有利です。
オンカジのバカラは、ルール自体がディーラー有利にできています。
バカラは、バンカーとプレイヤーどちらが数字が大きくなるかに賭けるゲームです。しかし、プレイヤー6だった場合に3枚目は引けませんが、バンカーが6の場合は3枚めが引けます。このため、バンカーが有利になっているんですね。
さらに、バンカーに賭けた場合は「コミッション」と言われる分が利益から差し引かれます。
この、ほんのちょっぴりの不利が、膨大なゲーム数をこなすことで「カジノ側の利益」になっていきます。
オンカジでの必勝法というものはありません。
ブラックジャックのように、戦略を駆使することで少しでも不利を軽減することはできます。
プレイヤー側の特権としては「勝ち逃げができる」ということでしょうか。しかし、これが難しい…。
結局、勝つこともあれば、負けることもあるからゲームは面白いということになっていくんでしょうね。